Skip to main content

Second-Party Opinion Download

Project Details

Project

Japan Bank for International Cooperation Green Bond Second-Party Opinion (Japanese)

Client

Japan Bank for International Cooperation

Project Type

Green Bond/Loan

Industry Group

Banks

Use of Proceeds

Renewable energy; Green buildings; Clean transport;

Location

Japan

Evaluation Date

Oct 2021

Evaluation Summary

サステイナリティクスは、株式会社国際協力銀行 グリーンボンドフレームワークは信頼性及び環境改善効果を有し、グリーンボンド原則2021の4つの要件に適合しているとの意見を表明します。サステイナリティクスが、この評価に際して考慮したのは以下の要素です。  

調達資金の使途

資金使途の対象となる適格カテゴリー、再生可能エネルギー/クリーンエネルギー、クリーン輸送、及びグリーンビルディングは、グリーンボンド原則2021において認められているカテゴリーと合致しています。また、サステイナリティクスは、適格プロジェクトは、環境改善効果をもたらし、国際連合が定める持続可能な開発目標(SDGs)の目標7、9及び 11を推進するものと考えます。

プロジェクトの評価及び選定

財務部が適格クライテリアに基づいて、経営企画部と協議の上でプロジェクトを評価・選定します。株式会社国際協力銀行は、環境・社会リスクを管理・軽減するために事前評価及びモニタリングを行うプロセスを有し、同プロセスは本フレームワークに基づく全てのプロジェクトに適用されます。サステイナリティクスは同リスク管理プロセスは適切であり、プロジェクトの評価・選定プロセスはマーケット・プラクティスに合致していると考えます。

調達資金の管理

財務部が調達資金の充当状況を年に1回、社内システムを用いて追跡・管理します。株式会社国際協力銀行は、調達資金の充当はグリーンボンドの発行後、36ヵ月以内に完了する予定です。 充当が完了するまでの間、未充当資金は、現金又は現金同等物にて管理されます。株式会社国際協力銀行による調達資金の管理はマーケット・プラクティスに合致しています。

レポーティング

株式会社国際協力銀行は、調達資金が全額充当されるまで、調達資金の充当状況及び環境改善効果について年次で報告する予定です。資金充当状況については、充当額及び未充当額を含む情報が報告されます。環境改善効果としては、実務上可能な範囲で適格カテゴリーに応じた定量的及び定性的指標が報告される予定です。サステイナリティクスは、株式会社国際協力銀行のレポーティングはマーケット・プラクティスに合致するものと見解します。

https://mstar-sustops-cdn-mainwebsite-s3.s3.amazonaws.com/docs/default-source/spos/japan-bank-for-international-cooperation-green-bond-second-party-opinion-(japanese).pdf?sfvrsn=50c1b1d_1