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Second-Party Opinion Download

Project Details

Project

Mitsubishi HC Capital Inc. Sustainable Bond Framework Second-Party Opinion (2023) Japanese

Client

Mitsubishi HC Capital Inc.

Project Type

Sustainability Bond/Loan

Industry Group

Diversified Financials

Use of Proceeds

Renewable energy; Green buildings; Access to essential services;

Location

Japan

Evaluation Date

Mar 2023

Evaluation Summary

サステイナリティクスは、三菱HCキャピタルサステナブルボンド・フレームワークは信頼性及び環境・社会改善効果を有し、サステナビリティボンド・ガイドライン2021、グリーンボンド原則2021、ソーシャルボンド原則2021に適合しているとの意見を表明します。この評価に際して考慮したのは以下の要素です。  

調達資金の使途

資金使途対象の適格カテゴリーである再生可能エネルギー、グリーンビルディング、必要不可欠なサービスへのアクセスは、グリーンボンド原則及びソーシャルボンド原則において認められているカテゴリーと合致しています。また、サステイナリティクスは、適格プロジェクトは、環境及び社会改善効果をもたらし、国際連合が定める持続可能な開発目標(SDGs)の目標3、7、9を推進するものと考えます。

プロジェクトの評価及び選定

三菱HCキャピタル株式会社の環境エネルギー事業部、不動産事業部、またはヘルスケア営業部が適格プロジェクトの候補を選定し、プロジェクトの金額等に応じ、部店長から取締役会までの承認者がそれぞれ最終決定を下します。その後、財務部が、承認された案件候補の中から、本フレームワーク内の適格クライテリアに基づき、ボンドの充当対象となるプロジェクトを選定します。三菱HCキャピタルは、環境及び社会的リスクの管理体制を導入しており、そのプロセスは本フレームワークに基づく全ての適格プロジェクトに適用されます。サステイナリティクスは、三菱HCキャピタル株式会社の同プロセスがマーケット・プラクティスに合致していると考えます。 

調達資金の管理

三菱HCキャピタル株式会社の財務部が、内部管理ファイル等を用いて適格プロジェクトに対する資金充当を行います。調達資金は、発行したボンドが全額償還されるまでの間、追跡・管理されます。未充当資金については、現金又は現金同等物で保管されます。これはマーケット・プラクティスに合致しています。

レポーティング

三菱HCキャピタル株式会社は、発行したボンドが全額償還されるまで、年一回、調達資金の充当状況及びインパクトを自社のウェブサイトで開示する予定です。同報告には、発行残高、調達資金の充当額、未充当資金の残高、適格プロジェクトカテゴリー毎に集計された定量的・定性的なインパクト指標が含まれます。サステイナリティクスは、三菱HCキャピタル株式会社の充当状況及びインパクトに係るレポーティングはマーケット・プラクティスに合致するものと考えます。

https://mstar-sustops-cdn-mainwebsite-s3.s3.amazonaws.com/docs/default-source/spos/mitsubishi-hc-capital-inc.-sustainable-bond-framework-second-party-opinion-(2023)-japanese.pdf?sfvrsn=555edd0c_1