Project Details
Project
Mizuho Financial Group, Inc. Green Bond Framework Second-Party Opinion (2023) Japanese
Client
Mizuho Financial Group, Inc.
Project Type
Green Bond/Loan
Industry Group
Banks
Use of Proceeds
Renewable energy; Pollution prevention and control; Clean transport; Green buildings; Energy efficiency; Water/waste water management; Natural resources/land use management; Conservation;
Location
Japan
Evaluation Date
Feb 2023
Evaluation Summary
サステイナリティクスは、株式会社みずほフィナンシャルグループグリーンボンドフレームワークは信頼性及び環境改善効果を有し、グリーンボンド原則2021の4つの要件に適合しているとの意見を表明します。この評価に際して考慮したのは以下の要素です。
調達資金の使途
資金使途対象の適格カテゴリーである再生可能エネルギー、汚染防止及び抑制、クリーン輸送、グリーンビルディング、エネルギー効率、持続可能な水資源及び廃水管理、生物自然資源及び土地利用に係る環境持続型管理、陸上及び水生生物の多様性の保全は、グリーンボンド原則2021において認められているカテゴリーと合致しています。また、サステイナリティクスは、適格プロジェクトは、環境改善効果をもたらし、国際連合が定める持続可能な開発目標(SDGs)の目標6、7、9、11、12、14、15を推進するものと考えます。
プロジェクトの評価及び選定
株式会社みずほフィナンシャルグループのグローバルマーケッツ業務部及び財務企画部が、株式会社みずほ銀行の不動産ファイナンス営業部、プロジェクトファイナンス営業部、シンジケーション部、及び株式会社みずほフィナンシャルグループのグローバルプロダクツ業務部等の各部門と連携し、適格プロジェクトの評価及び選定を行います。資金充当に関する最終決定は、グローバルマーケッツカンパニーのカンパニー長又はCFOが行います。株式会社みずほフィナンシャルグループは、環境・社会的リスク管理プロセスを導入しており、同プロセスは本フレームワークに基づく資金充当に関する全ての決定に適用されます。サステイナリティクスは、上記リスク管理システムは適切であり、プロジェクト選定プロセスはマーケット・プラクティスに合致していると考えます。
調達資金の管理
株式会社みずほフィナンシャルグループは、株式会社みずほ銀行内部の融資データシステムを通じて、年次で調達資金を追跡します。株式会社みずほ銀行が、グリーンボンドの調達資金と同額を適格グリーンプロジェクトに充当します。未充当資金は、オーバーナイト取引やその他短期金融商品として管理します。上記内容は、マーケット・プラクティスに合致しています。
レポーティング
株式会社みずほフィナンシャルグループは、調達資金が適格グリーンプロジェクトに全額充当されるまで、年次又はその後も新たな状況が発生した場合には必要に応じて、資金充当状況と環境インパクト・レポーティングを同社ウェブサイトにて開示をする予定です。資金充当状況レポーティングには、調達資金の充当額、未充当額、適格プロジェクトの概要等の情報が含まれます。インパクト・レポーティングでは、実務上可能な範囲で、適格カテゴリー毎の定量的及び定性的指標が報告されます。上記内容は、マーケット・プラクティスに合致しています。