Project Details
Project
Mori Hills REIT Investment Corporation Green Bond Second-Party Opinion (Japanese)
Client
Mori Hills REIT Investment Corporation
Project Type
Green Bond/Loan
Industry Group
-
Use of Proceeds
-
Location
Japan
Evaluation Date
Feb 2020
Evaluation Summary
サステイナリティクスは、森ヒルズリート投資法人(以下、「MHR」又は「本投資法 人」)のグリーンボンドフレームワーク(以下、「本フレームワーク」)は信頼性及 び環境改善効果を有し、グリーンボンド原則 2018(Green Bond Principles、以下、 「GBP」)の 4 つの要件に適合しているとの意見を表明します。サステイナリティク スが、この評価に際して考慮したのは以下の要素です。
調達資金の使途
資金使途の対象となる適格カテゴリー、グリーンビ ルディングは、GBP と合致しています。また、サステイナリティク スは、MHR の適格プロジェクトは、環境改善効果をもたらし、国 際連合が定める持続可能な開発目標(SDGs)の目標 7、9 及び 11 を推進するものと考えます。
プロジェクトの評価及び選定
MHR のプロジェクトの評価及び選定 のプロセスは、マーケット・プラクティスに合致しています。本投 資法人のプロジェクトの評価及び選定は、本投資法人の資産運用会 社である森ビル・インベストメントマネジメント株式会社(以下、 「MIM」又は「資産運用会社」)の代表取締役社長、各部の部長及 び ESG 関連部門の担当者等によって構成されるサステナビリティ委 員会が行い、代表取締役社長が最終決定を行います。
調達資金の管理
MHR の調達資金の管理プロセスは、マーケット・ プラクティスに合致しています。MIM の財務部が年に一回、社内電 子ファイルを用いて、グリーンボンドの発行額が適格クライテリア を満たす資産(以下、「グリーン適格資産」)の取得価格合計を超 過しないように追跡管理します。調達資金の全額が直ちにグリーン 適格資産に充当されない場合、未充当資金については、その同額が 現金又は現金同等物にて管理されます。
レポーティング
MHR は、グリーンボンドの償還までの期間、調達 資金の充当状況及び環境性能指標を年次で同社ウェブサイト上に開 示する予定です。充当状況に関するレポーティングでは、充当額が 開示されます。インパクト・レポーティングとしては、グリーン適 格資産の物件名称及び取得した認証の種類と認証レベル、CO2 排出 量(kg/t)、エネルギー使用量(GJ) といった定量的指標を含む環境性 能指標を開示予定です。サステイナリティクスは、MHR のレポー ティングは、マーケット・プラクティスに合致していると考えま す。