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サステイナリティクスは、日本電産株式会社（以下、「日本電産」あるいは「同 社」）のグリーンボンドフレームワーク（以下、「本フレームワーク」）は信頼性及 び環境改善効果を有し、グリーンボンド原則 2018（Green Bond Principles、以下、 「GBP」）の 4 つの要件に適合しているとの意見を表明します。サステイナリティク スが、この評価に際して考慮したのは以下の要素です。

調達資金の使途

資金使途の対象となる適格カテゴリー、クリーンな 輸送は、GBP において認められているカテゴリーと合致していま す。サステイナリティクスは、グリーンボンドによる調達資金が充 当される電気自動車（EV）向けトラクションモータ製造への投資 は、環境改善効果をもたらし、国際連合が定める持続可能な開発目 標（SDGs）の目標 11 を推進するものと考えます。

プロジェクトの評価及び選定 

日本電産のプロジェクトの評価及び選 定のプロセスは、同社財務部が、IR・CSR 推進部と関連する事業部 門との協議の上、適格クライテリアに基づき実行します。最終承認 は、財務部担当役員が行います。サステイナリティクスは、このプ ロセスはマーケット・プラクティスに合致していると考えます。

調達資金の管理

日本電産の調達資金の管理のプロセスは、マーケッ ト・プラクティスに合致しています。調達資金は、同社財務部が電 子ファイルを用いて、規定された管理フローによって半期毎に追跡 管理します。未充当資金については、同額が現金及び現金同等物と して管理されます。

レポーティング

資金充当状況及びインパクト・レポーティングは年 次で行われます。資金充当状況レポーティングには、適格プロジェ クトへの充当額及び未充当資金の残高が含まれ、調達資金が全額充 当されるまで更新されます。インパクト・レポーティングはグリー ンボンドが残存する限り更新され、トラクションモータの年間出荷 台数、CO2 排出削減量を含む関連する定量的指標が開示されます。 さらに、日本電産は全額充当されるまでの期間、独立した外部機関 であるサステイナリティクスによるコンプライアンス・レビューを 年次で取得することを約束しています。サステイナリティクスは日 本電産のレポーティング及びコンプライアンス・レビューに関する 約束は、マーケット・ベスト・プラクティスに合致していると考え ます。