Project Details
Project
Sumitomo Mitsui Financial Group, Inc./Sumitomo Mitsui Banking Corporation's Green Bond Framework Second-Party Opinion (2021) Japanese
Client
Sumitomo Mitsui Financial Group, Inc./Sumitomo Mitsui Banking Corporation
Project Type
Green Bond/Loan
Industry Group
-
Use of Proceeds
-
Location
Japan
Evaluation Date
Dec 2021
Evaluation Summary
サステイナリティクスは、三井住友フィナンシャルグループ/三井住友銀行 グリーンボンドフレームワークは信頼性及び環境改善効果を有し、グリーンボンド原則2021の4つの要件に適合しているとの意見を表明します。この評価に際して考慮したのは以下の要素です。
調達資金の使途
資金使途の対象となる適格カテゴリー、再生可能エネルギー、エネルギー効率、グリーンビルディング、クリーン運輸、汚染の防止と管理は、グリーンボンド原則2021において認められているカテゴリーと合致しています。また、サステイナリティクスは、適格プロジェクトは、環境改善効果をもたらし、国際連合が定める持続可能な開発目標(SDGs)の目標7、9、11及び12を推進するものと考えます。
プロジェクトの評価及び選定
株式会社三井住友フィナンシャルグループの企画部IR室と株式会社三井住友銀行の市場資金部が本フレームワークの適格クライテリアに基づき、グリーンボンドの適格プロジェクトを決定します。最終判断は株式会社三井住友フィナンシャルグループの企画部長が行います。株式会社三井住友銀行は環境及び社会的リスクを管理するためのプロセスを定めており、本フレームワークに基づく資金充当に関する全ての判断に適用されます。サステイナリティクスは、同リスク管理体制は適切であり、プロジェクトの選定のプロセスはマーケット・プラクティスに合致していると考えます。
調達資金の管理
株式会社三井住友フィナンシャルグループの企画部IR室が社内システムを用いて年一回、グリーンボンドによる調達資金の充当状況を追跡・管理します。調達資金はグループ間ローンとして株式会社三井住友銀行に融資されます。調達資金が全額充当されるまでの間、未充当資金は短期金融商品に投資される予定です。これはマーケット・プラクティスに合致していると考えます。
レポーティング
調達資金が全額充当されるまでの間、株式会社三井住友フィナンシャルグループと株式会社三井住友銀行は自社のウェブサイト上で年一回、調達資金の充当状況と環境改善効果について報告する予定です。資金充当状況レポーティングには調達資金の充当額、未充当額に加えて、充当を受けたプロジェクトの概要、融資残高及び融資の当初実行日が含まれます。インパクトレポーティングでは適格カテゴリーに沿って実務上可能な範囲で、プロジェクトの定量的・定性的指標が開示されます。これはマーケット・プラクティスに合致していると考えます。