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Second-Party Opinion Download

Project Details

Project

The Norinchukin Bank Green Bond Second-Party Opinion (Japanese)

Client

The Norinchukin Bank

Project Type

Green Bond/Loan

Industry Group

Banks

Use of Proceeds

Renewable energy; Clean transport; Green buildings;

Location

Japan

Evaluation Date

Aug 2021

Evaluation Summary

サステイナリティクスは、農林中央金庫 グリーンボンドフレームワークは信頼性及び環境改善効果を有し、グリーンボンド原則2021の4つの要件に適合しているとの意見を表明します。サステイナリティクスが、この評価に際して考慮したのは以下の要素です。

調達資金の使途

資金使途の対象となる適格カテゴリー、再生可能エネルギー、クリーンな運輸、及びグリーンビルディングは、グリーンボンド原則において認められているカテゴリーと合致しています。また、サステイナリティクスは、適格プロジェクトは、環境改善効果をもたらし、国際連合が定める持続可能な開発目標(SDGs)の目標7、9及び 11を推進するものと考えます。

プロジェクトの評価及び選定

農林中央金庫によるプロジェクトの評価及び選定プロセスは、資金為替部を通じて実施されます。各フロント部署が適格プロジェクトを選定し、資金為替部が本フレームワークのクライテリアに照らしてプロジェクトのリストを再度確認し、資金充当とプロジェクト選定プロセスの実施を監督します。選定したプロジェクトの最終決定は、総合企画部サステナブル経営室も加わり、各フロント部署と資金為替部と共同で行います。本フレームワークに基づく資金充当に関する全ての判断には、農林中央金庫の環境社会リスク管理(ESRM)が適用されますが、サステイナリティクスはこれらのリスク管理システムは適切であると考えます。また、サステイナリティクスは、プロジェクト評価及び選定のプロセスはマーケット・プラクティスに合致していると考えます。

調達資金の管理

農林中央金庫の調達資金の管理プロセスは、資金為替部を通じて実施されます。農林中央金庫は内部追跡システムを利用して、調達資金の適格プロジェクトへの充当状況を追跡・管理する予定です。全額充当までの間、未充当資金は現金、現金等価物、又は銀行口座、又は当座資金への投資により一時的に保有されます。同プロセスはマーケット・プラクティスに合致しています。

レポーティング

農林中央金庫は、調達資金が全額充当されるまでの間、資金の充当状況及び環境改善効果について年1回、自社のウェブサイト上で報告する予定です。全額が充当された後は、充当状況に変化があった場合に報告を行います。また、農林中央金庫は関連するインパクト指標について報告するとともに、独立した外部機関から発行後レビューを取得することを約束しています。サステイナリティクスは、農林中央金庫の資金充当状況及びインパクト・レポーティングはマーケット・プラクティスに合致していると考えます。

https://mstar-sustops-cdn-mainwebsite-s3.s3.amazonaws.com/docs/default-source/spos/the-norinchukin-bank-green-bond-second-party-opinion-(japanese).pdf?sfvrsn=19c0963_1