Project Details
Project
Z Holdings Corporation Green Bond Second-Party Opinion (Japanese)
Client
Z Holdings Corporation
Project Type
Green Bond/Loan
Industry Group
Software & Services
Use of Proceeds
Renewable energy; Energy efficiency;
Location
Japan
Evaluation Date
Jun 2021
Evaluation Summary
サステイナリティクスは、Zホールディングス株式会社のグリーンボンドフレームワークは信頼性及び環境改善効果を有し、グリーンボンド原則2018の4つの要件に適合しているとの意見を表明します。サステイナリティクスが、この評価に際して考慮したのは以下の要素です。
調達資金の使途
資金使途の対象となる2つの適格カテゴリー、エネルギー効率及び再生可能エネルギーは、グリーンボンド原則2018において認められている適格なグリーンプロジェクトの区分と合致しています。また、サステイナリティクスは、適格プロジェクトは、環境改善効果をもたらし、国際連合が定める持続可能な開発目標(SDGs)の目標7を推進するものと考えます。
プロジェクトの評価及び選定
Zホールディングスのプロジェクトの評価及び選定は、財務部によって、ESG推進室及びヤフー株式会社システム統括本部による助言及び適格クライテリアに沿って実施されます。また、選定されたプロジェクトは、専務執行役員によって最終承認されます。Zホールディングスのプロジェクトの評価及び選定プロセスはマーケット・プラクティスに合致しています。
調達資金の管理
グリーンボンドによる調達資金は、財務部が、グリーンボンドが償還されるまでの間、内部管理システムを用いて、追跡管理を行います。調達資金が充当されるまでの間、未充当資金は、現金又は現金同等物にて管理されます。Zホールディングスの調達資金の管理はマーケット・プラクティスに合致しています。
レポーティング
Zホールディングスは、充当状況及び環境指標について同社のウェブサイトに年次で開示を予定しています。充当状況レポーティングでは、プロジェクトの概要、充当額及び未充当額が報告され、インパクト・レポーティングでは、データセンターのPUE値や再生可能エネルギーの調達電力量を報告する予定です。また、グリーンボンド発行後に、外部レビュー機関からアニュアル・レビューの取得を予定しています。Zホールディングスのレポーティング及びアニュアル・レビューに関する約束はマーケット・プラクティスに合致しています。