Second-Party Opinion Download

サステイナリティクスは、三井住友フィナンシャル・グループ（SMFG）及び／又は 三井住友銀行（SMBC）のグリーンボンドフレームワークは信頼性及び環境改善効果 を有し、グリーンボンド原則 2018 の 4 つの要件に適合しているとの意見を表明しま す。サステイナリティクスが、この評価に際して考慮したのは以下の要素です。

調達資金の使途

資金使途の対象となる適格カテゴリー（再生可能 エネルギー、クリーンな運輸、エネルギー効率、グリーンビルディ ング、汚染の防止と管理）は、グリーンボンド原則 2018 に合致し ています。サステイナリティクスは、適格プロジェクトが環境改善 効果をもたらし、国際連合が定める持続可能な開発目標（SDGs） のうち、特に「目標 3」、「目標 7」、「目標 9」、「目標 11」を 推進するものと考えます。

プロジェクトの評価及び選定 

適格プロジェクトは SMBC のストラ クチャード・ファイナンス営業部が適格クライテリアに基づいて評 価・選定し、決定は SMFG のコーポレートトレジャリー室と SMBC の市場営業統括部が行います。これはマーケット・スタンダートに 合致していると考えます。

調達資金の管理

グリーンボンドで調達された資金は、調達資金額 が SMFG／SMBC の適格グリーンプロジェクト・クライテリアを満 たした資産への充当金額と同額であることを確認する社内管理シス テムを通じて追跡管理されます。これはマーケット・スタンダート に合致していると考えます。

レポーティング

SMFG／SMBC は自社のウェブサイト上で、調達 資金の年間の充当状況を報告し、調達資金が適格プロジェクト又は 適格金融商品に投資されていることを確認する経営陣のアサーショ ンを受ける予定です。サステイナリティクスは、経営陣のアサーシ ョンを受けることはマーケット・ベスト・プラクティスに合致して いると考えます。インパクト・レポーティングに関しては、SMFG ／SMBC は CO2 排出量(t 換算)やエネルギー消費の削減量(kwh)、廃 棄物のリサイクル量(t)の環境影響指標のレポーティングを約束して います。これはマーケット・スタンダートに合致していると考えま す。