Project Details
Project
Comforia Residential REIT Green Bond Second-Party Opinion (Japanese)
Client
Comforia Residential REIT
Project Type
Green Bond/Loan
Industry Group
-
Use of Proceeds
-
Location
Japan
Evaluation Date
Jul 2020
Evaluation Summary
サステイナリティクスは、コンフォリア・レジデンシャル投資法人(以下、「CRR」 あるいは「同投資法人」)のグリーンボンドフレームワーク(以下、「本フレームワ ーク」)は、グリーンボンド原則 2018(Green Bond Principles、以下、「GBP」) の 4 つの要件に適合しているとの意見を表明します。サステイナリティクスが、この 評価に際して考慮したのは以下の要素です。
調達資金の使途
資金使途の対象となる適格カテゴリー、グリーンビ ルディングは、GBP において認められているカテゴリーと合致し ています。また、サステイナリティクスは、CRR の適格プロジェ クトは、環境改善効果をもたらし、国際連合が定める持続可能な開 発目標(SDGs)の目標 9 を推進するものと考えます。
プロジェクトの評価及び選定
CRR のプロジェクトの評価及び選定 は、適格クライテリアを基に、同投資法人の運用会社である東急不 動産リート・マネジメント株式会社(以下「TRM」)の TRM 投資 委員会によって実施されます。TRM 投資委員会は、代表取締役社 長、取締役及び各部署の部長によって構成されています。同投資法 人のプロジェクトの評価及び選定のプロセスは、マーケット・プラ クティスに合致しています。
調達資金の管理
CRR のグリーンボンドによる調達資金は、TRM に よってグリーンボンドが償還されるまでの間 、年に 1 回社内ファイ ルを用いて追跡管理されます。TRMは、グリーンボンドの未償還残 高が、適格クライテリアを満たすグリーン適格資産の総額及び改修 工事資金の合計を超過しないよう確認します。また、未充当資金が ある場合、充当されるまでの間、未充当資金の同額を現金及び現金 同等物にて管理します。同投資法人の調達資金の管理プロセスは、 マーケット・プラクティスに合致しています。
レポーティング
CRR は、充当状況レポーティングを調達資金の完 全充当までの間、また、インパクト・レポーティングをグリーンボ ンド未償還残高がある間、年次で同投資法人のウェブサイト上に開 示することを約束しています。充当状況の開示には、グリーン適格 資産及び/又は改修工事のファイナンス及びリファイナンス額 、未 充当額、充当予定時期及び未充当資金の運用方法が含まれます。ま た、環境改善指標として、グリーンビルディング認証の取得状況及 び認証のレベルを含む定性的な指標に加え、エネルギー消費量を含 む定量的な指標が開示されます。サステイナリティクスは、同投資 法人のレポーティングは、マーケット・プラクティスに合致してい ると考えます。