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Second-Party Opinion Download

Project Details

Project

Japan Metropolitan Fund Investment Green Bond Second-Party Opinion (Japanese)

Client

Japan Metropolitan Fund Investment Corporation

Project Type

Green Bond/Loan

Industry Group

Real Estate

Use of Proceeds

Green buildings

Location

Japan

Evaluation Date

Apr 2021

Evaluation Summary

サステイナリティクスは、日本都市ファンド投資法人(以下、「JMF」あるいは「同投資法人」)のグリーンボンドフレームワーク(以下、「本フレームワーク」)は信頼性及び環境改善効果を有し、グリーンボンド原則2018(Green Bond Principles、以下、「GBP」)の4つの要件に適合しているとの意見を表明します。サステイナリティクスが、この評価に際して考慮したのは以下の要素です。  

調達資金の使途

調達資金の使途の適格カテゴリーであるグリーンビルディングは、GBPにおいて認められているカテゴリーと合致しています。また、サステイナリティクスは、この適格カテゴリーは環境改善効果をもたらし、国際連合が定める持続可能な開発目標(SDGs)の目標9を推進するものと考えます。

プロジェクトの評価及び選定

適格資産は、JMFの資産運用会社である三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社(以下、「MC-UBS」)のサステナビリティ委員会が、適格クライテリアと「責任不動産投資に係る基本方針」に基づき評価及び選定します。同委員会は、最高サステナビリティ責任者(CSO)を務める副社長兼代表取締役、社長、最高業務責任者(COO)を含むメンバー、並びにESG推進室で構成されます。サステイナリティクスは、このプロセスはマーケット・プラクティスに合致していると考えます。

調達資金の管理

MC-UBSはポートフォリオ・アプローチによりグリーンボンドの調達資金を管理するとともに、会計システムを利用してグリーンボンドの発行残高がグリーン適格負債額を超過しないよう年一回、確認します。資金充当までの間、未充当資金と同額が現金及び現金等価物として保有されます。サステイナリティクスは、このプロセスはマーケット・プラクティスに合致していると考えます。

レポーティング

JMFはグリーンボンドが満期を迎えるまで年一回、同社ウェブサイト上で調達資金の充当状況と環境改善効果について報告する予定です。資金充当状況レポーティングにはすべてのグリーン適格資産の帳簿価額、グリーン適格負債額、グリーンボンドの未償還残高が含まれ、インパクト・レポーティングには定量的環境性能指標が含まれます。サステイナリティクスは、JMFの資金充当状況及びインパクト・レポーティングはマーケット・プラクティスに合致していると考えます。


https://mstar-sustops-cdn-mainwebsite-s3.s3.amazonaws.com/docs/default-source/spos/japan-metropolitan-fund-investment-corporation-green-bond-framework-second-party-opinion-(japanese).pdf?sfvrsn=f911f115_1