Project Details
Project
Mitsubishi UFJ Financial Group Green Bond Framework Second-Party Opinion (Japanese)
Client
Mitsubishi UFJ Financial Group (MUFG)
Project Type
Green Bond/Loan
Industry Group
-
Use of Proceeds
-
Location
Japan
Evaluation Date
Aug 2018
Evaluation Summary
サステイナリティクスは、三菱 UFJ フィナンシャル・グループのグリーンボンドフレームワーク は信頼性及び環境改善効果を有し、グリーンボンド原則 2018 の 4 つの要件に適合している との意見を表明します。サステイナリティクスが、この評価に際して考慮したのは以下の要素 です。
調達資金の使途
資金使途の対象となる適格カテゴリー(グリーンビルデ ィング及び再生可能エネルギー)は、グリーンボンド原則 2018 に合致し ています。サステイナリティクスは、「適格グリーンプロジェクト」が世界に おいて再生可能エネルギーの占める割合(生産量と消費量)を増加さ せ、調達資金充当先の不動産保有会社の全体的なエネルギー効率を改 善し、国際連合が定める持続可能な開発目標(SDGs)のうち、特に「目標 7」と「目標 11」を推進するものと考えます。
プロジェクトの評価及び選定
株式会社三菱 UFJ 銀行のソリューションプ ロダクツ部は各適格クライテリアに従ってプロジェクト及び融資の選定に おける責任を有しています。プロジェクトは、第三者機関による認証と赤 道原則に基づき付与したカテゴリーに従って選定されています。サステイ ナリティクスは、これはマーケット・プラクティスに合致していると考えま す。
調達資金の管理
三菱 UFJ フィナンシャル・グループは株式会社三菱 UFJ 銀行の社内融資管理システムを通じてグリーンボンドで調達した資 金をモニタリングして追跡管理することを表明しています。三菱 UFJ フィ ナンシャル・グループは調達した資金の全額を直ちに充当できない場 合、未充当資金と同じ額を現金及び現金同等物、又は流動性の高い有 価証券に投資します。これはマーケット・プラクティスに合致しています。
レポーティング
三菱 UFJ フィナンシャル・グループは年次でのアロケー ション・レポーティング及びインパクト・レポーティングを開示予定です。両 レポーティングは、グリーンボンドの概要、サステイナリティクスによるコン プライアンスレビュー、資金充当状況に関する経営陣のアサーション、グ リーンビルディング及び再生可能エネルギーのプロジェクトによる CO2 排 出量削減データ、再生可能エネルギー起源の発電量(kWh)が含まれま す。サステイナリティクスは三菱 UFJ フィナンシャル・グループのレポーテ ィングをマーケット・ベスト・プラクティスであると評価します。