Project Details
Project
Mitsubishi UFJ Financial Group Green Social and Sustainability Bond Second-Party Opinion (Japanese)
Client
Mitsubishi UFJ Financial Group
Project Type
Sustainability Bond/Loan
Industry Group
-
Use of Proceeds
-
Location
Japan
Evaluation Date
May 2020
Evaluation Summary
サステイナリティクスは、三菱 UFJ フィナンシャル・グループ(MUFG)のグリーン/ソー シャル/サステナビリティボンドフレームワークは信頼性及び環境・社会改善効果を有し、 グリーンボンド原則 2018 (GBP)、ソーシャルボンド原則 2018 (SBP)及びサステナビ リティボンド・ガイドライン 2018 (SBG)に適合しているとの意見を表明します。サス テイナリティクスが、この評価に際して考慮したのは以下の要素です。
調達資金の使途
資金使途の対象となる適格カテゴリー、(i)グリーンビル ディング、(ii)再生可能エネルギー、(iii)ヘルスケア、(iv)教育、(v)雇用創 出/維持及び(vi)手頃な価格の住宅は、GBP、SBP 及び SBG に合致して います。サステイナリティクスは、MUFG の適格グリーン及びソーシャ ルプロジェクト/融資は環境・社会改善効果をもたらし、国際連合が定 める持続可能な開発目標(SDGs)の目標のうち、3、4、7、8 及び 11 を推進するものと考えます。
プロジェクトの評価及び選定
MUFG の適格プロジェクト/融資は、三菱 UFJ 銀行のソリューションプロダクツ部、コーポレート情報営業部、法 人・リテール企画部兼コーポレートバンキング企画部予算統括室及び MUFG 財務企画部 CFO 室が、それぞれ評価・選定を担当します。ま た、最終判断は MUFG 財務企画部 CFO 室が行います。サステイナリテ ィクスは、このプロセスはマーケット・プラクティスに合致していると 考えます。
調達資金の管理
グリーン、ソーシャル及びサステナビリティボンド (債券)による調達資金は、三菱 UFJ銀行の社内融資管理システムを使 用して追跡管理され、MUFG が同管理プロセスをモニタリングします。 MUFG は調達した資金の全額を直ちに充当できない場合、未充当資金と 同じ額を現金、現金同等物又は市場性のある証券に投資します。このプ ロセスはマーケット・プラクティスに合致しています。
レポーティング
MUFG は、年次で資金充当状況及びインパクト・レポ ーティングを同社のウェブサイトで開示予定です。資金充当状況レポー ティングには、充当額及び未充当額が含まれます。MUFG は全ての適格 グリーン及びソーシャルカテゴリーについて定量的指標を用いて、イン パクト・レポーティングを行う予定です。さらに債券発行後に独立した 外部機関としてサステイナリティクスからアニュアル・レビューを取得 することを約束しています。サステイナリティクスは、MUFG のレポー ティング及びアニュアル・レビューに関するコミットメントは、マーケ ット・ベスト・プラクティスであると判断しています。