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サステイナリティクスは、三井不動産株式会社（以下、「三井不動産」あるいは「同 社」）のグリーンボンドフレームワーク（以下、「本フレームワーク」）は、グリー ンボンド原則 2018（Green Bond Principles、以下、「GBP」）の 4 つの要件に適合し ているとの意見を表明します。サステイナリティクスが、この評価に際して考慮した のは以下の要素です。

調達資金の使途

資金使途の対象となる適格カテゴリー、グリーンビ ルディングは、GBP において環境改善効果を有するプロジェクトカ テゴリーとして認められているものです。また、サステイナリティ クスは、三井不動産の適格プロジェクトは、環境改善効果をもたら し、国際連合が定める持続可能な開発目標（SDGs）の目標 9 を推 進するものと考えます。

プロジェクトの評価及び選定 

グリーンボンドの調達資金を充当す る適格プロジェクトは、適格クライテリアに基づいて、三井不動産 の ESG 推進室及び経理部によって評価・選定された上で、代表取締 役社長執行役員を委員長とする ESG 推進委員会によって確認されま す。最終決定は、経理部関係業務を担当する執行役員が行います。 同社のプロジェクトの評価及び選定のプロセスは、マーケット・プ ラクティスに合致しています。

調達資金の管理

三井不動産の経理部財務グループは、グリーンボン ド償還までの間、年に 1 度、三井不動産及び当該関係会社の社内管 理システムを用いて、充当額及び未充当額を追跡管理します。未充 当資金が生じた場合は、その同額が現金同等物により管理されま す。同社の調達資金の管理プロセスは、マーケット・プラクティス に合致しています。

レポーティング

三井不動産は、グリーンボンドの調達資金の全額充 当までの間、年に一回調達資金の充当状況及び環境改善効果を同社 ウェブサイト上で開示する予定です。同開示においては、資金充当 を受けたプロジェクトの概要、充当金額、充当日及び関連する環境 性能指標が示されます。さらに三井不動産は同期間中、独立した第 三者機関から、調達資金の使途と適格クライテリアとの適合性の検 証を受けることを約束しています。サステイナリティクスは、同社 のレポーティング及びアニュアル・レビューに関する約束は、マー ケット・プラクティスに合致していると考えます。