Project Details
Project
ORIX Corporation Green Bond Second-Party Opinion (Japanese)
Client
ORIX Corporation
Project Type
Green Bond/Loan
Industry Group
-
Use of Proceeds
-
Location
Japan
Evaluation Date
Jan 2020
Evaluation Summary
サステイナリティクスは、オリックス株式会社(以下、「オリックス」あるいは「同 社」)のグリーンボンドフレームワーク(以下、「本フレームワーク」)は信頼性及 び環境改善効果を有し、グリーンボンド原則 2018(Green Bond Principles、以下、 「GBP」)の 4 つの要件に適合しているとの意見を表明します。サステイナリティク スが、この評価に際して考慮したのは以下の要素です。
調達資金の使途
オリックスのグリーンボンドフレームワークは、資 金使途の適格カテゴリーとして 1)再生可能エネルギー、2)クリーン 輸送、3)グリーンビルディングを対象としており、GBP において認 められているカテゴリーと合致しています。また、サステイナリテ ィクスは、オリックスの適格プロジェクトは、環境改善効果をもた らし、国際連合が定める持続可能な開発目標(SDGs)の目標 7、 9 及び 11 を推進するものと考えます。
プロジェクトの評価及び選定
オリックスの評価及び選定プロセスは マーケット・プラクティスに合致しています。オリックスのプロセ スは、グループの各担当部門である、環境エネルギー本部、オリッ クス自動車、オリックス不動産の各最終承認権限者によって候補と なるグリーンプロジェクトの決定が行われ、財務部によって当該グ リーンボンドによる調達資金の充当プロジェクトが選定されます。 選定されたプロジェクトは、財務部に加えサステナビリティ推進チ ームが属する経営計画部によって適格クライテリアとの適合性の確 認が行われた後、財務部管掌役員により最終承認されます。
調達資金の管理
オリックスの財務部は、グリーンボンドによって調 達された資金の充当額及び未充当額を半期に一度社内の管理ファイ ルを通じて追跡管理します。グリーンボンドの未充当資金は、適格 グリーンプロジェクト充当までの間、現金又は現金等価物に投資さ れます。オリックスの調達資金の管理はマーケット・プラクティス に合致しています。
レポーティング
オリックスは年次で充当状況レポーティング及びイ ンパクト・レポーティングに係る情報(充当プロジェクト、充当 額、カテゴリー別の定量的な環境影響指標含む)をオリックスのウ ェブサイトでの開示を約束しており、マーケット・プラクティスに 合致しています。