Project Details
Project
Sekisui House Reit, Inc. Green Bond Framework Second-Party Opinion (Japanese)
Client
Sekisui House Reit, Inc.
Project Type
Green Bond/Loan
Industry Group
-
Use of Proceeds
-
Location
Japan
Evaluation Date
Nov 2018
Evaluation Summary
サステイナリティクスは、積水ハウス・リート投資法人(以下「SHR」)のグリーン ボンドフレームワークは信頼性及び環境改善効果を有し、グリーンボンド原則 2018の 4 つの要件に適合していることの意見を表明します。サステイナリティクスが、この 評価に際して考慮したのは以下の要素です。
調達資金の使途
資金使途の対象となる適格カテゴリー(グリーンビ ルディング)は、グリーンボンド原則 2018 に合致しています。SHR はグリーンビルディングの適格性を判断するために、DBJ Green Building 認証又は CASBEE 不動産評価認証を使用します。サステイ ナリティクスは、SHR が保有するグリーン適格資産が、環境改善効 果 を 有 す る も の で 、 国 際 連 合 が 定 め る 持 続 可 能 な 開 発 目 標 (SDGs)、特に SDG7 及び 11 を推進するものと考えています。
プロジェクトの評価及び選定
サステナビリティ委員会が、SHR のプ ロジェクトの評価及び選定の内部プロセスを監視します。委員会は 積水ハウス・アセットマネジメント株式会社の代表取締役社長を委 員長とし、常勤取締役が関与します。これはマーケット・ベスト・ プラクティスに合致しています。
調達資金の管理
SHRは調達資金の充当状況及びグリーンボンドの発 行残高の追跡・管理を行う内部プロセスを整備しています。未充当 額は現金又は現金同等物として管理します。これはマーケット・プ ラクティスに合致しています。
レポーティング
SHR は、調達資金の充当状況を SHR ウェブサイト において年次で報告することを表明しています。充当状況の報告と して、グリーン適格資産の取得価格合計及びグリーンボンドの発行 残高に加え、グリーンボンド調達資金の充当状況に関する経営陣に よるアサーション(表明)が開示され、サステイナリティクスは、 マーケット・ベスト・プラクティスに合致していると考えます。ま たインパクト・レポーティングには環境性能指標等が含まれ、SHR のインパクト・レポーティングはマーケット・プラクティスに合致 していると考えます。